我が素晴らしき人生

「突然全裸生活」など刺激的な日々を提供いたします。

20年間監禁していました。

今回は自らの心のトラウマに関して。

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抑圧されていたトラウマ

トラウマに気づいたのは全裸生活を通してである。

(私は現在1週間全裸生活をしている。その動機などは以下をご覧ください)

 

u-1999.hatenablog.com

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 家でただ全裸で過ごすだけなのに

ひどく”恥ずかしい”と思った。

果たして、恥ずかしいの奥に何があるのか。何が”いる”のか。

 

私はできるだけ客観的分析を試みた。

 

 

一般的に恥ずかしいと言われるものは

「スタイル」

「デリケートゾーン」

であろうと、頭をはじめによぎった。

 

 

スタイルに関して

個人的に自分の体は好きだ。大好きだ。

服の試着をすると必ず、「足長いですね〜」なんて言われちゃう。

 

セールストークと分かりながらも、そう言われてしまうと

変に意識して爪先立ちで歩いて帰ったりしちゃう。

 

そういう習慣から爪先立ちは結構得意だ。なんなら就活の際、特技で書いてもいい。

「常に爪先立ちをするような向上心があります。」なんて言えそうだ。

 

デリケートゾーンに関して

個人的になんとも思わない。オギャーとこの地球に生まれ落とされて

このかた20年。こいつと歩んできた。家族みたいなものだ。

信頼している。面と向かって言うのは恥ずかしいが、割と好きだ。

 

親に関して、みなさんは「好きかな?嫌いかな?」なんて考えるであろうか。

私は考えない。

いつの間にか当たり前のように一緒にいて、当たり前のように好きで、当たり前のように感謝している。

 

好きかどうかじゃないのだ。こいつはただいるのだ。

 

 

このような具合で私の恥ずかしさは当初の予想とは違い

スタイルやデリケートゾーンからきているわけではないとわかった。

 

では、一体全体。

 

 

告白しよう。

私の場合は「毛」であった。

そう、体毛である。

 

と聞くと、恐ろしく熊のように毛深いのか?と思うかもしれないが、そうではない。

体毛は毛深くもなく、薄いわけでもない。いたって平均的だ。(銭湯調べ)

 

わたしは変な不自然な毛がいくつか存在しているのだ。

なんでかって?

原因は極めて簡単だ。悪ノリである。若気の至りである。

 

時にはすね毛を、時にはお腹の毛を、時には陰毛を、、、

私たちは罰ゲームで剃っていたのだ。

 

全身の右半分だけ毛を全て剃ったこともあった。

 

そうして剃られても頑なに生えてくる体毛たちは、次第に次第に

個性豊かに、色濃く、たくさん

出てきてしまったのだ。

 

これ以上剃られると、絶滅してしまうと”全毛会議”で議題に上がったのだろうか。

今まで生えていなかった、未開拓地にも彼らはいつしか現れた。

流石にそうした体毛たちの奇襲作戦に黙っている私でもなかった。

 

こうして私と体毛の間で

剃るか埋められるか陣地取り戦争

が幕を開けたのであった。

 

穏やかな戦局はいつしか激しさを帯び、長い年月が経ち、たくさんの毛が流れた。

 

 

自らの体で遊ぶなんて今思えば、どうかしている。

ただ好奇心につられるがままの行動であった。

 

結局のところ

私の場合、恥ずかしさはそこにあった。毛にあった。

なんだか気付いたことだけでも、少し毛に愛着が湧いた。

これからはその愛着が吉と出るか凶と出るか、見守っていきたい。

 

みなさんはどうであろうか。トラウマなんてないだろうか。

心にいつしか囚人を監禁していないだろうか。

私は、20年間トラウマという”毛深い”囚人に気づくこともなく過ごしてきた。

全裸という極限状態になりようやく気づくことができた。

トラウマは一言も発さない囚人だったのだ。

 

2020

 

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次回からは実際に心境を日毎に綴っていきます。 

u-1999.hatenablog.com

 裸族村に入りたての男の心境が覗けるのはここだけ!