我が素晴らしき人生

「突然全裸生活」など刺激的な日々を提供いたします。

裸族あるある。①

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突然全裸で1週間過ごしてみようとした、20歳の男がいた。

(私は変態ではありません。私の名誉のためにも裸族になろうと思った動機をぜひご覧ください。)

 

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 今回は、そんな私が感じた裸族あるあるを紹介していこう。

 

 カーテンが開けられない

満たされたベッドから起きて、光を浴び、伸びをする。

そんな幸せが全裸にはやってこない。

 

全裸には基本的な人権がいくつかかけているのだ。

 

そもそも外に出れない。日本の警察は笑ってくれない。

薄暗い部屋で太陽光を避けて、人の目を避けて暮らす。

 

そう、裸族はほぼドラキュラなのだ。

 

もしかしたらドラキュラが裸族なのかもしれない。

裸にあんなマントなんか着ちゃって、首をかむって相当変態だ。

性に開放的な21世紀でも流石にアウトだろう。

変態があそこまでミステリアスに美しく描かれた作品はまたとないだろう。

 

納豆に目一杯のニンニクを入れながらそんなことを考えていた。

 

 

 温度調節が命に関わる

ふとした時に死を感じる。

1日で水を飲む頻度で鳥肌になっていた。

 

21度に保つといいという情報を入手していたのだが

実際にやってみると冷蔵庫の中にいる気分であった。

 

そうして居候達との温度戦争が幕を開けようとしていた。

 

裸の私はあまりにも温度に敏感になっていた。

別室にある冷蔵庫が空いている時、部屋の反対側の窓が一寸空いている時

などなど私はそれらを肌で認識できるようになっていた。 

 

しかし居候達は汗を流しながら、全裸生活に付き合ってくれた。

持つべきは冷えピタと保冷剤と理解のある居候である。

 

 

シャワーへのハードルが低すぎる

 あなたはお風呂に入るのがめんどくさく感じることはないであろうか。

私は昔からお風呂に入るのがめんどくさくてたまらない性分であった。

 

時にはちょっとでもお風呂を楽しくするために

服を着たままお風呂に入ったりしていた。

(これがなかなかクセになってしまって、今でもしてしまいます)

 

服を着たまま入るのは、とにかく気持ちが悪い。

衣服がべたべたとくっついてきて、離れる。

そして空気を含んでまたくっついてくる。そしてまた離れて、、、

 

しかしその気持ち悪い1分をすぎたあたりから、途方もない罪悪感と開放感が

混ざり合ったような蜜の味が降り注ぐのである。

 

さて、そんな具合にお風呂がめんどくさいと感じる私であったが

裸族になって1日に5回はシャワーを浴びるようになった。 

 

普段シャワーを浴びる際、私たちは

 

服を脱ぐ、洗濯機に入れる(洗濯物が増える)、シャワー浴びる、体をふく、服を着る

 

という、長い途方もない工程をたどっている。しかし全裸くんはどうだ?

 

シャワー浴びる、体をふく。

 

これにて完結なのだ。この容易さから私は

朝、昼、夜は当たり前として、トイレに行くたびにシャワーを浴びていた。

 

裸族にとってシャワーは概念である。

この世で一番清潔なのは裸族であるのだ。

 

 

床に迂闊に寝転べない

私は掃除が好きだ。

もはや趣味と言えるかもしれない。

 

朝起きたら、まずは掃除をする。

昼や夜に楽しそうに踊っていたホコリたちも朝には眠っている。

 

起こさないように気をつけながら、そっと、、、吸い取るのだ。

 

この趣味から私は下宿先の清潔さを自負していたが、全裸になるといろいろな気づきがあった。

 

ホコリたちはちゃんといたのだ。

全裸で床に寝転べば、遊んで〜とホコリたちは寄ってくる。

こうして私は迂闊に寝転べなくなった。

 

無論大声では言えないが、寝返りを打った際に私の大事な部分が悲鳴をあげることも原因としてあげられる。 

 

 

自分の本当の肌の匂いを知る

あなたは自分の匂いを知っているだろうか。

おそらく香水をつけている人ならば、その匂いであろうし

ほとんどの人は柔軟剤やボディソープやシャンプーの匂いの影響が大きいと思う。

 

今回全裸で1週間、一度も衣服をまとわず過ごしてみて

本当の肌の匂いを知った。

 

20年間、ともに進んできた匂いであるはずなのにひどく新鮮であった。

ひどく新鮮であったからこそ認識できたのかもしれない。

 

確実に初めて匂う香りであるのに、ひどく懐かしい気持ちにさせられたのはなぜだったのであろうか。

 

私が文豪であったならば

この匂いに記憶の鍵という名前をつけていたかもしれない。

 

その匂いは、輪郭のない、柔らかな光を感じる、暖かい、リズムの遅い、主張しない、包み込んでくれる匂いであった。

 

2020

 

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ぜひ裸族あるある2もまとめてご覧ください!

 

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